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天国に一番近い里で花桃を観た後、そのまま八重垣神社まで足を伸ばしました。
場所は島根県松江市になります。
行程はこんな感じ。花桃を観た川角集落から約100kmです。
スクリーンショット 2024-04-18 160536

八重垣神社の公式HPはこちらになります。





 
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良縁結び・夫婦円満のご利益があるそうです。


御祭神は四柱です。
素盞嗚尊
稲田姫命
大己貴命(大国主命)
青幡佐久佐日古命(佐草宮司先祖神)


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境内社は六社あります。
それぞれ社名と御祭神は、
伊勢宮には天照大御神
脚摩乳神社には脚摩乳命(譽田別命を合祀)
手摩乳神社には手摩乳命
貴布禰神社には高靇命(倉稲魂命を合祀)
山神神社には大山祇命
天鏡神社には稲田姫命
となっています。
このうち天鏡神社は、奥の院 佐久佐女の森 にあります。
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八重垣神社といえば、池に占い用紙を浮かべてお賽銭を乗せて占う"鏡の池の縁占い"が有名です。
鏡の池があるのも 奥の院 佐久佐女の森。天鏡神社の前にあります。
"SNSでバズって有名になった"とか聞いたことがあるような…(間違いかも?)

お賽銭を占い用紙に乗せるときに胸ポケットから池の中にものを落とす人が結構いらっしゃるようです。スマホを落とす人も多いらしい。
色んなところに「池の中に落とすと取れないので注意して!」と注意書きがしてあります。
そりゃ神域だから宮司さんも手ぇ突っ込んで拾うとかできないわな。
(賽銭泥棒対策に、池の底には目の荒い金網がかけてあるそうだし)

縁占をされる方は気をつけて。

奥の院 佐久佐女の森 は、それほど広くはありませんが、少し神秘的な雰囲気のする良い森です。
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八重垣神社は、出雲神話と深いつながりのある神社です。

ベースになっているのは有名な八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治の話。
八岐大蛇を退治した後、素盞嗚尊(スサノオノミコト)と稲田姫(クシナダヒメ)は結婚したわけですが、その時に姫を住まわせる(籠もらせる)ために垣(しかもかなり厳重な)を作ったんだそうです。

それを素盞嗚尊が詠んだのが、
「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」
という歌で、この中に出てくる八重垣が神社名の由緒らしいです。

ん~、八重垣という言葉が3回も出てきますな。
もうなにがなんでも姫を外に出さぬ、というか、誰にも渡さん!という決意というかが感じられるような気がします(笑)


ちなみに、他にも八重垣神社があります。

島根県仁多郡奥出雲町に八重垣神社跡があります。場所はこちら。

今は神社跡に石碑や案内板があるようですが、いわゆる観光地ではなさそうですね。(今回は行ってません)
明治時代に伊賀武神社に合祀されました。上に貼り付けたGoogleマップにも"伊賀武神社・八重垣神社"として載ってます。
奥出雲辺りは八岐大蛇をはじめとした出雲神話にちなんだ地名や伝承が数多く残っているところです。


どっちがどっちなのかは・・・どっちでしょうね?
わたしにはわからんわぁ。


今回は写真はあまり撮らず、もっぱらGoProMAXで動画を撮ってました。
動画でお楽しみください。


 
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