前から欲しい欲しいと思っていたモニターのキャリブレーター、ついに買ってしまいました。
いやぁ、プロならともかく趣味で写真やってるだけの一般人からすると、なかなかハードルが高い買い物なのでした。お値段もそこそこしますしね。
ウチが購入したのはコチラ。
datacolor 社の Spyder X Pro というやつです。お値段 ¥24,000 。
もうひとつ上のグレードに Spyder X Elite というやつもありますが、プロジェクターのキャリブレーションをする予定もないですし、コチラで良いかと。
キャリブレーターのアクティベーション、ソフトのインストール、キャリブレーターの使用などは多分誰でもすんなりできると思うので、注意点や気づいたことなどについて話していきます。
具体的には、環境光の測定結果によってモニターの輝度の推奨値が80~200cd/㎡あたりまで動きましたから「どうすればいいの?」状態になりました。
何度かキャリブレーションを繰り返して、結局ウチはこうやった…というだけなので正解かどうかはわかりませんが、ウチはソフトが出してくる輝度の推奨値は無視しました(具体的には 160cd/㎡・6500K にしました)。
モニターの輝度に関してはコチラのブログ記事が参考になります。
ウチはWeb上での公開(静止画・動画とも)がメインなので、輝度を 160cd/㎡ としました。
本当なら 120cd/㎡ とか 140cd/㎡ が正解なのかもしれませんが、正直言うと暗く見えすぎて違和感ハンパなかったのでこれが妥協点ギリギリだったりします。
カラーマネージメントモニター買ったらまた悩むことにします…。
20歳から約10年間フィルムメーカー系のラボ勤務・その後7年間航空写真関係の会社勤務という経歴なのでそこそこ色は見れてるつもりでしたが、いかに単なる思い込みで調整してたかを思い知ることになりました。もう、ボッコボコに凹むくらいの衝撃。キャリブレーションされたモニターの見え方に慣れるまで約1週間かかりました。
写真を真面目にやるなら、キャリブレーターは後回しでもいいから、高くても工場出荷時に色調整してあるカラーマネージメントモニターを買うのを強くお勧めします。いやマジで。
例えばウチがメインで使ってる Acer の K242HYL の場合ですが、色温度の設定項目は [暖色] [寒色] [ユーザー設定(RGBをそれぞれ1~100で設定)] [ブルーライト] の4項目となっていて、5000Kとか6500Kとかいう設定はできません。なのでリセットして工場出荷時の状態にしてからキャリブレートしました。
かと思えば、いままであまりいい色だと思ってなかったサブディスプレイの PHILIPS 234E SoftBlue は色温度を6500Kにする項目があったりして、キャリブレートしたらこっちのほうが良いんじゃないか的な感じを持ったりしてます。
(ちなみに、両ディスプレイとも結構色が揃ってて、同じような感じで見えてます)
「半年~月1くらいで使うものに数万円出すのはちょっとねぇ…」と思われるなら、最近はキャリブレーターのレンタルサービスもあるみたいですし、そういうのを利用するのも良いかもしれません。
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いやぁ、プロならともかく趣味で写真やってるだけの一般人からすると、なかなかハードルが高い買い物なのでした。お値段もそこそこしますしね。
ウチが購入したのはコチラ。
datacolor 社の Spyder X Pro というやつです。お値段 ¥24,000 。
もうひとつ上のグレードに Spyder X Elite というやつもありますが、プロジェクターのキャリブレーションをする予定もないですし、コチラで良いかと。
ちなみに2022年1月16日までに購入するとかなりお得な特典を受けられるキャンペーンをやってますが、このキャンペーンに応募するには箱に国内販売元のイメージビジョン株式会社のシールが貼ってあるものでないといけません。Amazonで買うと国内正規品ですが販売者が違うのでキャンペーン対象外になります。注意です。キャリブレーターでググると記事のたくさん出てくる X-Rite 社の i1Display Pro は生産中止になっています(2022年1月12日確認)。店頭在庫品か中古しか入手手段がないかもしれないです。
恐らくコチラに記載のある販売店ならキャンペーンの対象になると思いますが、確認をとったわけではないので各自で確認の上購入することをお勧めします。
キャリブレーターのアクティベーション、ソフトのインストール、キャリブレーターの使用などは多分誰でもすんなりできると思うので、注意点や気づいたことなどについて話していきます。
環境光の測定は不安定な印象を受けた
付属…というかダウンロードする SpyderXPro 5.6 というソフトに従ってキャリブレーションを行うと、モニター本体のキャリブレーションの前のステップでモニターを置いてある場所の環境光を測定することになります。ここのところはキャリブレーターの向きや位置などによって測定結果がかなり変わります。具体的には、環境光の測定結果によってモニターの輝度の推奨値が80~200cd/㎡あたりまで動きましたから「どうすればいいの?」状態になりました。
何度かキャリブレーションを繰り返して、結局ウチはこうやった…というだけなので正解かどうかはわかりませんが、ウチはソフトが出してくる輝度の推奨値は無視しました(具体的には 160cd/㎡・6500K にしました)。
モニターの輝度に関してはコチラのブログ記事が参考になります。
ウチはWeb上での公開(静止画・動画とも)がメインなので、輝度を 160cd/㎡ としました。
本当なら 120cd/㎡ とか 140cd/㎡ が正解なのかもしれませんが、正直言うと暗く見えすぎて違和感ハンパなかったのでこれが妥協点ギリギリだったりします。
カラーマネージメントモニター買ったらまた悩むことにします…。
マスキングテープを用意しておくと吉
キャリブレーターをモニター画面に密着させる必要がありますが、どうがんばってもどこかしら浮きます。なのでマスキングテープで押さえつけました。測定時間はそれほど長くないので指で抑えてても良かったんですが、面倒だったのでwキャリブレーション後かなり違和感を覚えるカモ
ここが一番衝撃を受けた部分です。20歳から約10年間フィルムメーカー系のラボ勤務・その後7年間航空写真関係の会社勤務という経歴なのでそこそこ色は見れてるつもりでしたが、いかに単なる思い込みで調整してたかを思い知ることになりました。もう、ボッコボコに凹むくらいの衝撃。キャリブレーションされたモニターの見え方に慣れるまで約1週間かかりました。
写真を真面目にやるなら、キャリブレーターは後回しでもいいから、高くても工場出荷時に色調整してあるカラーマネージメントモニターを買うのを強くお勧めします。いやマジで。
モニターによっては色温度の設定がよくわからない場合がある
カラーマネージメントモニターじゃない、いわゆるフツーのモニターの場合、メーカーや機種によっては色温度の設定などがよくわからないものがあります。例えばウチがメインで使ってる Acer の K242HYL の場合ですが、色温度の設定項目は [暖色] [寒色] [ユーザー設定(RGBをそれぞれ1~100で設定)] [ブルーライト] の4項目となっていて、5000Kとか6500Kとかいう設定はできません。なのでリセットして工場出荷時の状態にしてからキャリブレートしました。
かと思えば、いままであまりいい色だと思ってなかったサブディスプレイの PHILIPS 234E SoftBlue は色温度を6500Kにする項目があったりして、キャリブレートしたらこっちのほうが良いんじゃないか的な感じを持ったりしてます。
(ちなみに、両ディスプレイとも結構色が揃ってて、同じような感じで見えてます)
まとめと感想
まず導入して良かったか、ですが、これは間違いなく良かったと思います。少なくとも、自分の「ズレ」を自覚できただけでも儲けものです。「半年~月1くらいで使うものに数万円出すのはちょっとねぇ…」と思われるなら、最近はキャリブレーターのレンタルサービスもあるみたいですし、そういうのを利用するのも良いかもしれません。
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