動画に手書き文字(手書き風文字)が入ってると、なんとなくオシャレな感じに見えます。(もちろん「どんな場合でも」というわけではないですょ)
「なんかいいなぁ やってみたいなぁ」とネットを調べてみると、
手書き風フォントとマスクやストロークエフェクトを使って
”手書き文字風に1文字ずつ表示されるようにする”
という記事がたくさん出てきます。
実際にやってみましたが…めんどくさかった(笑)
英語の筆記体ならなんとかなりそうだけど、日本語(特に漢字)は…
この方法はウチには向いてない (;´Д`)
というわけで、実際に”手書きの文字を入れる”ことにしました。
ちなみに、多少の出資が必要です。
記事中にペンタブレットやお絵かきソフトの名称などがでてきますが、案件ではないですよ。念のため。
という流れになります。
「ペンタブレットってデジタルイラストを描く時に使うものだろ」と思われる方が多いと思いますが、実際にはポインティングデバイス(マウスやトラックボールみたいなものの総称)としても結構優秀ですし、絵が描けるということは文字を書くこともできます。
マウスで文字を書いたことがある方はお分かりかと思いますが、これ、至難の業です。特に曲線の多いひらがななんて書こうものなら「字を覚えたての子供が書いたのか?」ってレベルになります。下手すると読めない(笑)
その点、ペンタブはペンで書きますから(多少の練習と慣れは必要ですが)マウスで字を書くよりは楽に書けます。
で、とりあえず読める文字が書けます(←重要)
活用事例なんかも調べてみましたが、リモートワークでの活用なんかも取り上げられていました。
Zoomなどを使って会議や打ち合わせをする時にホワイトボード機能(というのがあるそうな)を使って文字を書く時に重宝する、みたいなことが出てきました。
あぁなるほどね。マウスじゃ簡単に書けないものね。
そう考えると、ウチが思ってる以上に普及してるのかもねぇ。
絵や文字が描ける(書ける)ということは図形も描けるということです。
DaVinci Resolve は一般的な動画編集ソフトとは違い”気軽に図形を描いて配置する”のが苦手です。
AviUtil から DaVinci Resolve に乗り換えた時に一番困ったのはこの部分でした
ペンタブ+お絵かきソフトの組み合わせなら、複雑な図形を描くのは練習や慣れが必要だとしても、フリーハンドの簡単な図形なら割と簡単に描けます。
DaVinch Resolve の苦手分野をある程度穴埋めしてくれそうな気がします。
簡単にどんなものなのかを説明しておきます。
ペンタブレットは液晶タブレットと板タブレットの2種類に分類されます。
液晶タブレットは筆圧を感知する液晶に文字や絵を描いていくタイプ。iPadやスマホをイメージするといいかも。

手元を見ながら描いていくので馴染みやすい(んだそうです)。
そのかわり少々値が張ります。数万円~数十万円のレベル。
PCとの接続には HDMIとUSB-A✕2を使うものが多いみたいです。モニターを複数繋いで使ってる人はグラボの空きポートに注意。
板タブレットは筆圧を感知する板に(以下略

PCのディスプレイを見ながら描くことになるので少々練習と慣れが必要(なんだそうです)。
お値段は安いものから高いものまでピンキリですが、液タブと比べるとかなりお安いです。
PCとの接続にはUSB-Aを使うものが多いみたいです。
どっちがいいか、は、賛否両論あるっぽいですね。
YouTubeにこのテーマの動画が結構な数上がってますので、そのあたりを参考にしながらお決めになるといいと思います。
"イラストは描かない・文字を書くんだ"という視点で語られている動画は殆どなかった気がしますが(笑)
メーカーとしては、シェアNo.1なのが Wacom(日本)だそうです。ここの製品ならまぁ間違いなさそうな印象。お値段は海外メーカーと比べるとちょっとお高め。
海外メーカーだとHuion(中国)やXP-Pen(中国)あたりが名前が通ってるぽい。当然他にもあります。この2社の価格帯は似たような感じでWacomより安め。
どこのメーカーのどっちのタイプを買うのがいいかはどシロウトなのでわかりません。がんばって悩んでください(笑)
「イラストは描かない・文字だけ書くんだ」を貫くんならぶっちゃけ激安の板タブ(¥2,500台~ありますな)でいいと思いますが、「先でイラストも描いてみたいカモ」ならある程度名前の通ったメーカーのを買うほうがいいと思いますよ。
ちなみにウチが買ったのは XP-Pen Deco 01 V2 ペンタブレット イラストコンテスト最優秀賞パッケージデザイン ってヤツ。
パッケージイラストがなかなかステキ (*´ω`*)
まぁこんなの描けるようになるとは夢にも思ってませんが。
公式ストアで¥5,850でした。
ちなみにAmazonで買うより公式ストアで買うほうが良さげです。
無料おまけ+保証期間延長+送料無料で10%offです。Amazonおすすめは¥6,500です(2023年7月4日現在)。
ソフトは手書き入力に対応してさえいれば特になんでもいい気がします。例えばWindowsに標準搭載のペイントでもいけます。
それぞれのソフトの詳しい使い方などには触れませんが、欲を言えば手ぶれ補正機能が付いてれば字を書く時にスッキリした感じで描けます。openCanvas7 と Adobe Fresco は手ぶれ補正機能が付いています。
ジャーナル には手ぶれ補正機能はないみたいです。ですが、元々ビジネス用アプリだけあってビジネスユースでありがたい機能(例えば 囲うだけで選択できたり、☆印を付けた項目ごとに自動分割してくれたりとか)があります。
このあたりは一長一短なので(というかそもそもの用途が違うので)、自分の使いやすいものを探してみてください。
各ソフトへのリンクを貼っておきます。
openCanvas 7(ペンタブ購入特典で無料でしたが有料ソフトです 無料体験あり)
Adobe Fresco(要 Adobe ID)
こちらは製品紹介ページ
ダウンロードはここからが分かりやすいかも
Creative Cloud のページに案内されやすいので、アドビ税を払いたくない人は注意してください(笑)
Microsoft ジャーナル(Microsoft Store からのダウンロード)
リンクが切れてたり変わってたりする場合は Microsoft Store で探してみてください。
画面の録画には使い慣れた OBS Studio を使用します。変える必要ないですしね。
緑色(青色)の背景の色を抜いて透明にするってヤツ。
実際にやってみた動画はこんな感じになります。
ペンタブが届いたその日に練習も設定もなにもせずに作ったにしてはそれっぽくなってます(笑)
合成の仕方には他にも方法があります。
比較(明)合成は、2つの素材を比較して明るい部分を残すように合成する方法。
天体写真の合成やホタルの写真なんかが代表的かもしれません。
やり方は簡単で、上に載せた素材の合成モードを「比較(明)」にするだけ。

白い文字は背景の動画よりも明るいので、文字がちゃんと合成されています。
比較(暗)合成は、2つの素材を比較して暗い方を残すように合成します。
上の例で比較(暗)合成すると、

背景のほうが文字より暗いので、文字は消えてしまいます。
比較(暗)合成をするなら背景より暗い文字にすると、ちゃんと読めるように合成されます。
一般に、白い文字を入れるなら比較(明)合成が適してますし、黒い文字を入れるなら比較(暗)合成が適してます。
じゃあクロマキー処理は万能かと言うと、実際には背景と文字の間に背景色でも文字色でもない部分(アンチエイリアスが掛かって滲んだ部分)がでるので、調整が必要になります。
今回例として上げた動画では、文字の周りにグレーの縁取りができています。白文字をいれたいわけですから、縁取りを入れたくない場合は比較(明)合成が適していた、ということになります。
クロマキー処理についてはコチラの記事で触れていますので、参考にしてみてください。
「手書き文字を入れるためだけに数千円かぁ」と思われるなら今回の記事の方法はおすすめできませんが、自分がやれることの幅を広げるという意味ではそれほど高い買い物ではなかったと思ってます。
まぁ液タブ買ってたら宝の持ち腐れ感が強いとは思います(笑)
絵心が無いがゆえに写真を始めたって部分はあるんですが、ちょっと風景画でも描いてみたくなりました。
自分が撮った写真を元にすれば、権利問題はほぼクリアできますしね。
「なんかいいなぁ やってみたいなぁ」とネットを調べてみると、
手書き風フォントとマスクやストロークエフェクトを使って
”手書き文字風に1文字ずつ表示されるようにする”
という記事がたくさん出てきます。
実際にやってみましたが…めんどくさかった(笑)
英語の筆記体ならなんとかなりそうだけど、日本語(特に漢字)は…
この方法はウチには向いてない (;´Д`)
というわけで、実際に”手書きの文字を入れる”ことにしました。
ちなみに、多少の出資が必要です。
記事中にペンタブレットやお絵かきソフトの名称などがでてきますが、案件ではないですよ。念のため。
作業のイメージ
作業内容のイメージとしては、- ペンタブレットをPCにつなげてお絵かきソフトをインストールする
- ペンタブレットを使って文字を書いているところを録画する
- 録画した動画を文字を入れたい動画に合成する
という流れになります。
「ペンタブレットってデジタルイラストを描く時に使うものだろ」と思われる方が多いと思いますが、実際にはポインティングデバイス(マウスやトラックボールみたいなものの総称)としても結構優秀ですし、絵が描けるということは文字を書くこともできます。
マウスで文字を書いたことがある方はお分かりかと思いますが、これ、至難の業です。特に曲線の多いひらがななんて書こうものなら「字を覚えたての子供が書いたのか?」ってレベルになります。下手すると読めない(笑)
その点、ペンタブはペンで書きますから(多少の練習と慣れは必要ですが)マウスで字を書くよりは楽に書けます。
で、とりあえず読める文字が書けます(←重要)
活用事例なんかも調べてみましたが、リモートワークでの活用なんかも取り上げられていました。
Zoomなどを使って会議や打ち合わせをする時にホワイトボード機能(というのがあるそうな)を使って文字を書く時に重宝する、みたいなことが出てきました。
あぁなるほどね。マウスじゃ簡単に書けないものね。
そう考えると、ウチが思ってる以上に普及してるのかもねぇ。
絵や文字が描ける(書ける)ということは図形も描けるということです。
DaVinci Resolve は一般的な動画編集ソフトとは違い”気軽に図形を描いて配置する”のが苦手です。
AviUtil から DaVinci Resolve に乗り換えた時に一番困ったのはこの部分でした
ペンタブ+お絵かきソフトの組み合わせなら、複雑な図形を描くのは練習や慣れが必要だとしても、フリーハンドの簡単な図形なら割と簡単に描けます。
DaVinch Resolve の苦手分野をある程度穴埋めしてくれそうな気がします。
用意したペンタブレット
まずペンタブレットを購入しました。ウチが買ったのは板タブ。簡単にどんなものなのかを説明しておきます。
ペンタブレットは液晶タブレットと板タブレットの2種類に分類されます。
液晶タブレットは筆圧を感知する液晶に文字や絵を描いていくタイプ。iPadやスマホをイメージするといいかも。

手元を見ながら描いていくので馴染みやすい(んだそうです)。
そのかわり少々値が張ります。数万円~数十万円のレベル。
PCとの接続には HDMIとUSB-A✕2を使うものが多いみたいです。モニターを複数繋いで使ってる人はグラボの空きポートに注意。
板タブレットは筆圧を感知する板に(以下略

PCのディスプレイを見ながら描くことになるので少々練習と慣れが必要(なんだそうです)。
お値段は安いものから高いものまでピンキリですが、液タブと比べるとかなりお安いです。
PCとの接続にはUSB-Aを使うものが多いみたいです。
どっちがいいか、は、賛否両論あるっぽいですね。
YouTubeにこのテーマの動画が結構な数上がってますので、そのあたりを参考にしながらお決めになるといいと思います。
"イラストは描かない・文字を書くんだ"という視点で語られている動画は殆どなかった気がしますが(笑)
メーカーとしては、シェアNo.1なのが Wacom(日本)だそうです。ここの製品ならまぁ間違いなさそうな印象。お値段は海外メーカーと比べるとちょっとお高め。
海外メーカーだとHuion(中国)やXP-Pen(中国)あたりが名前が通ってるぽい。当然他にもあります。この2社の価格帯は似たような感じでWacomより安め。
どこのメーカーのどっちのタイプを買うのがいいかはどシロウトなのでわかりません。がんばって悩んでください(笑)
「イラストは描かない・文字だけ書くんだ」を貫くんならぶっちゃけ激安の板タブ(¥2,500台~ありますな)でいいと思いますが、「先でイラストも描いてみたいカモ」ならある程度名前の通ったメーカーのを買うほうがいいと思いますよ。
ちなみにウチが買ったのは XP-Pen Deco 01 V2 ペンタブレット イラストコンテスト最優秀賞パッケージデザイン ってヤツ。
パッケージイラストがなかなかステキ (*´ω`*)
まぁこんなの描けるようになるとは夢にも思ってませんが。
公式ストアで¥5,850でした。
ちなみにAmazonで買うより公式ストアで買うほうが良さげです。
無料おまけ+保証期間延長+送料無料で10%offです。Amazonおすすめは¥6,500です(2023年7月4日現在)。
用意したお絵かきソフト
お絵かきソフトはペンタブの購入特典だった openCanvas7 と、他に Adobe Fresco、Microsoft の ジャーナル の3種類を用意しました。この3種類はどれも無料(実質無料)です。ソフトは手書き入力に対応してさえいれば特になんでもいい気がします。例えばWindowsに標準搭載のペイントでもいけます。
それぞれのソフトの詳しい使い方などには触れませんが、欲を言えば手ぶれ補正機能が付いてれば字を書く時にスッキリした感じで描けます。openCanvas7 と Adobe Fresco は手ぶれ補正機能が付いています。
ジャーナル には手ぶれ補正機能はないみたいです。ですが、元々ビジネス用アプリだけあってビジネスユースでありがたい機能(例えば 囲うだけで選択できたり、☆印を付けた項目ごとに自動分割してくれたりとか)があります。
このあたりは一長一短なので(というかそもそもの用途が違うので)、自分の使いやすいものを探してみてください。
各ソフトへのリンクを貼っておきます。
openCanvas 7(ペンタブ購入特典で無料でしたが有料ソフトです 無料体験あり)
Adobe Fresco(要 Adobe ID)
こちらは製品紹介ページ
ダウンロードはここからが分かりやすいかも
Creative Cloud のページに案内されやすいので、アドビ税を払いたくない人は注意してください(笑)
Microsoft ジャーナル(Microsoft Store からのダウンロード)
リンクが切れてたり変わってたりする場合は Microsoft Store で探してみてください。
画面の録画には使い慣れた OBS Studio を使用します。変える必要ないですしね。
クロマキー合成と比較(明/暗)合成
動画の合成で連想されやすいのはクロマキー合成ではないかと思います。緑色(青色)の背景の色を抜いて透明にするってヤツ。
実際にやってみた動画はこんな感じになります。
ペンタブが届いたその日に練習も設定もなにもせずに作ったにしてはそれっぽくなってます(笑)
合成の仕方には他にも方法があります。
比較(明)合成は、2つの素材を比較して明るい部分を残すように合成する方法。
天体写真の合成やホタルの写真なんかが代表的かもしれません。
やり方は簡単で、上に載せた素材の合成モードを「比較(明)」にするだけ。

白い文字は背景の動画よりも明るいので、文字がちゃんと合成されています。
比較(暗)合成は、2つの素材を比較して暗い方を残すように合成します。
上の例で比較(暗)合成すると、

背景のほうが文字より暗いので、文字は消えてしまいます。
比較(暗)合成をするなら背景より暗い文字にすると、ちゃんと読めるように合成されます。
まとめっぽいもの
ご覧のように、合成方法にはそれぞれ向き・不向きがあります。一般に、白い文字を入れるなら比較(明)合成が適してますし、黒い文字を入れるなら比較(暗)合成が適してます。
じゃあクロマキー処理は万能かと言うと、実際には背景と文字の間に背景色でも文字色でもない部分(アンチエイリアスが掛かって滲んだ部分)がでるので、調整が必要になります。
今回例として上げた動画では、文字の周りにグレーの縁取りができています。白文字をいれたいわけですから、縁取りを入れたくない場合は比較(明)合成が適していた、ということになります。
クロマキー処理についてはコチラの記事で触れていますので、参考にしてみてください。
「手書き文字を入れるためだけに数千円かぁ」と思われるなら今回の記事の方法はおすすめできませんが、自分がやれることの幅を広げるという意味ではそれほど高い買い物ではなかったと思ってます。
まぁ液タブ買ってたら宝の持ち腐れ感が強いとは思います(笑)
絵心が無いがゆえに写真を始めたって部分はあるんですが、ちょっと風景画でも描いてみたくなりました。
自分が撮った写真を元にすれば、権利問題はほぼクリアできますしね。
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