生成AI(含む画像生成AI)に対するあちこちの対応が最近ぱらぱら起こってるので、そのあたりを少しまとめてみます。
もっとも、最近はあまり必死こいてこの話を追いかけてるわけではないので、当然抜けがたくさんあると思います。そのあたりをご了解の上お読みください。
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動画を投稿されている方ならもうご存知だと思いますが、YouTubeに動画を投稿する際、コンテンツが改変または合成されて現実のように見えるかの報告が必要になりました。

今年はアメリカ大統領選挙があるということで、世界中でフェイク動画やフェイクニュースに対する規制が強化されています。その流れの一環ではないかと思われます。
これからYouTubeで動画投稿を始めようと思っていらっしゃる方は、こういう動きになってきていると、頭の隅に入れておくと良いかもしれません。
今までは素材を生成AIに提供することには慎重な立場を取ってきた会社ですが(除く顔認識等の画像認識AI等への提供)、2024年4月22日の時点で定額制で販売中の写真・イラスト・動画(オプトアウトしたものを除く)及び素材に付随するメタデータを生成AIの学習素材として販売することになりました。
クリエイター会員向けに詳しいメールが送られていますので、クリエイター登録している方はすでにご存知だと思います。
事前にオプトアウトの意思表示をすれば提供されないですし、提供を受け入れる場合は別途報酬が支払われます。
許可を取って使用し、使われたら対価が支払われる - 流れ的には良い流れではないかと思います。
今まではウチの環境ではうまく動かなくて使えていなかったんですが、ダメ元でダウンロードして動かしてみたところ結構いい感じでキチンと動作しました。
使ってみた雑感はnoteに書きましたので、記事へのリンクを貼っておきます。
これを受け取った一部の人達の間からは「ハイパーリアリズムまで禁止するのか」などと声が上がり(まぁそう受け取られても仕方なかろうよ)、Pixivは4月15日に補足説明を行っています。
規約改定については「画像生成AIユーザーがフォトリアルな児童ポルノまがいの画像を山ほどアップしてるからじゃないか」という憶測(あくまで個人の憶測です)が成り立ちますが、公式には生成AIについて全く触れられていないことは明記しておきます。
ちなみに今回の炎上騒動で、Pixivから別のイラスト投稿プラットフォームへ移住する動きも見られます。
結構移住した人もいたらしいのが Xfolio(クロスフォリオ)。画像生成AIで作られた画像は禁止のプラットフォームです。絵師さんイラストレーターさんには良い場所では、と思います。
リンクはコチラ。ちなみに写真の投稿はできません。
個人的には住み分けが進むのは仕方ないと思いますし、住み分けできる環境があり利用できるほうが健全な気がします。推進派も反対派も一部極右・極左的になってる人がいますから、話し合いとか折り合いをつけようとか着地点を模索しようって動きにはもうならないでしょうし。
当然もっと沢山あるでしょうし、全てを追うつもりもないのでこれからもこういうスタンスで接していきます。
ちなみに、わたしの活動方針は以前この記事にまとめましたが、
Glaze 2.0 が良い感じに動いてくれたので、このブログにアップする機会がこれからあるかもしれません(確約はしませんが)。記事中への挿入みたいな感じになろうかと思います。
SNSへの投稿については、基本的にタイッツーのみです。
極稀にXにポストしたりすることがありますが、大抵は1週間くらいで削除しますししています。
noteへは、どう見ても生成AI推進ぽいですし、スクレイピングやクローリングの対象になっているぽいので、スマホで撮った今日食べたものみたいなどうでもいいもの以外、自分で撮った写真をアップすることはほぼないでしょう。
それよりも。
クリエイターの権利も大切ですが、日本ではディープフェイクやフェイクポルノの危険性があまり議論の対象になってないってマズくないか?…と思う今日このごろだったりします。
作る方に対する規制も必要でしょうが、それ以上に使う側への規制も必要になる気がするんですよね。
なんでもかんでも規制が必要だってわけじゃないですが、法規制せずに一般人が運用できていけるほどアブナクないものではないと思います。
もっとも、最近はあまり必死こいてこの話を追いかけてるわけではないので、当然抜けがたくさんあると思います。そのあたりをご了解の上お読みください。
YouTube、動画投稿時に画像を改変しているか申告必要に
これは3月の終わりごろからの話になります。動画を投稿されている方ならもうご存知だと思いますが、YouTubeに動画を投稿する際、コンテンツが改変または合成されて現実のように見えるかの報告が必要になりました。

今年はアメリカ大統領選挙があるということで、世界中でフェイク動画やフェイクニュースに対する規制が強化されています。その流れの一環ではないかと思われます。
これからYouTubeで動画投稿を始めようと思っていらっしゃる方は、こういう動きになってきていると、頭の隅に入れておくと良いかもしれません。
PIXTA、生成AI学習素材の販売開始へ
PIXTAというストックフォトサービスがあります。今までは素材を生成AIに提供することには慎重な立場を取ってきた会社ですが(除く顔認識等の画像認識AI等への提供)、2024年4月22日の時点で定額制で販売中の写真・イラスト・動画(オプトアウトしたものを除く)及び素材に付随するメタデータを生成AIの学習素材として販売することになりました。
クリエイター会員向けに詳しいメールが送られていますので、クリエイター登録している方はすでにご存知だと思います。
事前にオプトアウトの意思表示をすれば提供されないですし、提供を受け入れる場合は別途報酬が支払われます。
許可を取って使用し、使われたら対価が支払われる - 流れ的には良い流れではないかと思います。
Glaze 2.0 公開
2024年4月14日に Glaze のバージョン2.0がリリースされました。今まではウチの環境ではうまく動かなくて使えていなかったんですが、ダメ元でダウンロードして動かしてみたところ結構いい感じでキチンと動作しました。
使ってみた雑感はnoteに書きましたので、記事へのリンクを貼っておきます。
Pixiv、規約改定で炎上
写真界隈以上に画像生成AIに敏感なイラスト界隈で結構な知名度を誇るPixivですが、4月10日に行った規約改定「実写と同等もしくは著しく写実的なものは禁止」で大炎上しました。「写実的な作品に関する、pixivガイドライン改定のお知らせ」
— pixiv (@pixiv) April 10, 2024
のお知らせを公開いたしました。https://t.co/kSsM3tE7fF
詳細はこちらをご覧ください。
これを受け取った一部の人達の間からは「ハイパーリアリズムまで禁止するのか」などと声が上がり(まぁそう受け取られても仕方なかろうよ)、Pixivは4月15日に補足説明を行っています。
2024年4月10日に公開いたしました「写実的な作品に関する、pixivガイドライン改定のお知らせ」の改定背景についてのご説明になります。
— pixiv (@pixiv) April 15, 2024
詳細はこちらをご覧ください。
「写実的な作品に関するpixivガイドライン改定の背景について」https://t.co/btXvi0g4hz
規約改定については「画像生成AIユーザーがフォトリアルな児童ポルノまがいの画像を山ほどアップしてるからじゃないか」という憶測(あくまで個人の憶測です)が成り立ちますが、公式には生成AIについて全く触れられていないことは明記しておきます。
ちなみに今回の炎上騒動で、Pixivから別のイラスト投稿プラットフォームへ移住する動きも見られます。
結構移住した人もいたらしいのが Xfolio(クロスフォリオ)。画像生成AIで作られた画像は禁止のプラットフォームです。絵師さんイラストレーターさんには良い場所では、と思います。
リンクはコチラ。ちなみに写真の投稿はできません。
個人的には住み分けが進むのは仕方ないと思いますし、住み分けできる環境があり利用できるほうが健全な気がします。推進派も反対派も一部極右・極左的になってる人がいますから、話し合いとか折り合いをつけようとか着地点を模索しようって動きにはもうならないでしょうし。
まとめっぽいもの
わたしが気にしている範囲で覚えている動きはこんな感じです。当然もっと沢山あるでしょうし、全てを追うつもりもないのでこれからもこういうスタンスで接していきます。
ちなみに、わたしの活動方針は以前この記事にまとめましたが、
Glaze 2.0 が良い感じに動いてくれたので、このブログにアップする機会がこれからあるかもしれません(確約はしませんが)。記事中への挿入みたいな感じになろうかと思います。
SNSへの投稿については、基本的にタイッツーのみです。
極稀にXにポストしたりすることがありますが、大抵は1週間くらいで削除しますししています。
noteへは、どう見ても生成AI推進ぽいですし、スクレイピングやクローリングの対象になっているぽいので、スマホで撮った今日食べたものみたいなどうでもいいもの以外、自分で撮った写真をアップすることはほぼないでしょう。
それよりも。
クリエイターの権利も大切ですが、日本ではディープフェイクやフェイクポルノの危険性があまり議論の対象になってないってマズくないか?…と思う今日このごろだったりします。
作る方に対する規制も必要でしょうが、それ以上に使う側への規制も必要になる気がするんですよね。
なんでもかんでも規制が必要だってわけじゃないですが、法規制せずに一般人が運用できていけるほどアブナクないものではないと思います。
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